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男装執事カフェ Clef de Fleur ~執事日誌~

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澄み切った空

春が終わりに近付き、初夏の爽やかな風が吹き初めて参りました。
お嬢様、旦那様。門倉でございます。

4月も下旬、門出を迎えられたお嬢様、旦那様は新たな環境にも慣れてこられた頃でしょうか?
次回のお仕えの際にはその様なお話もお聞かせ頂けたらとも思っています。


最近の私は、散歩日和の日が多くなって外に出かけるのが大変楽しみでございます。

自宅付近を散歩していると必ず猫に会います。
気持ちよさそうに日向ぼっこをしている猫を見かけ、ついつい足を止めてしまう時間は私にとって暖かくなってきたと感じさせられる瞬間にございます。
寒い最中では見落としていた事、暖かくなってきたからこそ訪れる幸せな出会い。


季節を感じられる出来事は沢山ありますが、クレドフルールにもこだわりがございます。
当館のシェフが選んだ季節の食材を使ったメニューや、季節やコンセプトをイメージした内装等・・・。
開催毎に楽しんで頂ければと思っております。

門倉
# by clefdefleur | 2012-04-27 20:14 | 日誌

心に残る青葉

 桜木でございます。

 次の開催を翌日に控えた今宵は、3月のクレドフルールが思い出されます。

前回は久し振りにお席を担当させていただくことが出来ました。私は話術に長けているとは言い難い執事でございますが、少しでも皆様のお心に残るひとときをお届けできていたらと願うばかりです。

 皆で片づけをし帰る間際、大空寺より、此の度館を飾っていた写真の一枚を貰い受けました。今私の手元には、思い出と共に、瑞々しい青の紅葉が在ります。皆様の元へはどのような景色が届いたのでしょうか。写真を眺めるひとときに、私達のことを思い出していただけましたら幸いでございます。

 さて、明日の開催のテーマは「花園」。これほど当館に相応しいテーマはないように思います。どうか、貴女の心に花を咲かせるお手伝いをさせて下さいませ。

 ご来館を心よりお待ちしております。
# by clefdefleur | 2012-04-21 20:58 | 日誌

春の日に・・・

桜の蕾も膨らみ、春真っ只中となって参りました。

お嬢様、ご主人様、寒暖の激しい気候ですが体調などは崩されておりませんか?紅野でございます。


この度「Memories」をテーマに3月31日、第7回の開催がございました。

「思い出」という事で内装には、大空寺が愛用のカメラで撮影した美しい花々の写真を使用して春を堪能出来るようにいたしました。

料理にも前菜やメインに筍や鰆を使用するなど初春を散りばめましたが如何でしたでしょうか?

気づいた方もいらっしゃるかと思いますが、執事全員の写真も飾らせて頂きました。
給仕の折に目に触れると、こうして皆揃ってお嬢様ご主人様方にお仕え出来る事が喜ばしく、思わず一人で微笑む事が数回ございました。

今回はランチタイムのお時間で予想以上の混雑がございました。
お待たせしてしまったり、不手際がございました事をお詫び申し上げます。

新年度の目標と言っては何ですが、今後の開催では、今までの開催の反省点を振り返り、お給仕等をスムーズに進め、ゆっくりとした食後の一時をお嬢様ご主人様と執事一同も共に思い出に残る時間を過ごせるよう、皆で精進していきたいと思います。


春は心躍る季節、道端に咲く花、爽やかに吹く風、至る所に喜びが溢れております。
厳しい寒さに耐えた分、その喜びを体中に受け止めてくださいませ。

それでは、またお会い出来る日を心待ちにしております。
チャオ!

紅野
# by clefdefleur | 2012-04-02 17:18 | 日誌

小春日和の今日

小雨が降る毎に日々暖かい陽気になるこの頃、春の訪れを感じます。
お嬢様、ご主人様、いかがお過ごしでしょうか。
一樹でございます。

2月19日に開催されたクレドフルールにお越しくださり、ありがとうございました。
執事たちが催すバレンタインをテーマにした1日、いかがでしたでしょうか。
少し遅れてではございましたが、今回はお嬢様方へ可愛らしいハート型のチョコレートをプレゼントさせていただきました。
ハートの一つに一つに執事たちの気持ちを込めさせて頂きました。
僅かでもお体や心を癒せたら幸いです。

他の国とは違い、日本では女性から男性へチョコレートを渡す行為が一般的でございますが、私共もお嬢様方より"笑顔"というお返しを頂いた気がいたしました。
私自身にとっても素晴らしい一日となり、恐れ多い気持ちも有りながら、喜びで心は満ちておりました。

この度の開催で、改めて親愛なるお嬢様方へ、
日頃の感謝の気持ちをお伝えできたなら幸いでございます。


次回開催はは3月31日、テーマは"写真"。
思い出がつまった写真、一つの感動を詰めこんだ写真、
たくさんの風景をカメラに納めてきた彼は、どんな写真が好きなのでしょうか?
ぜひ今度、お会いしたら聞いてみようかと思います。

それでは、また花園でお待ちしております。

一樹
# by clefdefleur | 2012-03-11 20:35 | 日誌

Gift

花の香り漂う春の昼下がり、朝夜は未だ寒さが残りますが昼間の陽光はセピアめいた冬のものから、だんだんと暖かく変化しているように感じられます。
お嬢様、ご主人様。R・Bでございます。

去る2/19に開催された、第6回 Clef de Fleurに御来館いただき、誠にありがとうございました。

毎回、その時のテーマに添った料理が作られるのを、給仕する身でありながらとても楽しみにしております。【Valentine】がテーマの第6回は香り高いハーブのサラダやサーモンのクリームスパゲティ、旬の野菜と赤海老の蒸し焼き等、春を迎える食卓に相応しく鮮やかな色合いでした。
特に私の目を引いたのがバニラビーンズのアイスをそえたフォンダンショコラやフルーツをふんだんにあしらい、間に珍しいシフォンケーキのラスクを挟んだパフェに使用されていたチョコレートです。

ああ、ここは日本なんだ、と感じた瞬間でした。
セントバレンタインズデイ。祖国では、特にチョコレートと限ったものではなく、親愛なる人たちに、その誓いとしてなにかしらのgiftを贈る日でありました。
形式は違えど、世界中の人々が、その人にとって大切な誰かに、愛をもって何かを贈る。
考えてみればバレンタインは、世界中が愛に溢れる奇跡のような一日なのではないでしょうか。

これも同僚の執事から聞き知ったのですが、近年少しづつ変わってきてはいるものの、日本ではお嬢様から恋慕う男性へ、チョコレートを渡す慣習があるとか。
あの甘くほろ苦いチョコレートと、お嬢様の想いに相似を感じたものなのでしょうか。それにしても、もらえる方はもちろん、愛を伝える相手がいるお嬢様にとっても、素敵な日でありますね。


さて、次回のクレドフルールですが、3/31の土曜日、【Memories】…写真をテーマとした開催の予定でございます。ぜひご来館くださいませ。
祖国では桜にも良く似たアーモンドの花も開く頃。春も間近です。どうか体調に気をつけて春までのひと時をお過ごしくださいませ。

R・B
# by ClefdeFleur | 2012-03-03 15:21 | 日誌

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